池袋駅西口では再開発事業計画があり、東武百貨店池袋店の建物の一部も対象になる。
完成イメージイラストはこれまでもニュースリリースや東武鉄道の決算説明会等で公表されてきたが、2025年度決算説明会において見つけたイメージイラストは、建物をより詳細に描いているものだった。
本イメージイラストで個人的に注目した建物の特徴をまとめてみたいと思う。
なお、イメージイラストは下記リンクの38ページ目(39スライド目)に掲載している。
東武鉄道株式会社 2025年度 決算説明会資料
注目ポイント1.建物外観に東武百貨店のロゴ!
建物の右上の部分に、東武百貨店のロゴが描かれており、再開発後のビルにも百貨店機能を持たせる可能性が高そうだ。東武百貨店は、物産展を中心とした催事企画/編集力、テナントミックス型売場は同業他社との大きな差別化ポイントになっている。新しい建物でも強みを最大限活かしてほしいものだ。
なお、東武百貨店の位置づけと今後の方針については、2022年度の東武鉄道の決算説明会質疑応答にて、「グループの主力事業であること」「業態の変更なく続けていく」と発表されている。
東武鉄道株式会社 2022年度 決算説明会 主な質疑応答
注目ポイント2.巨大なガラス張り空間
建物南側部分にシンボル空間が誕生しそうだ。下層階のアトリウム空間と連動する形で上層階に巨大なガラス張り空間が描かれている。拡大すると人々が椅子で休憩しているようにも見え、カフェを配置するのか休憩スペースにするのかゾーニングに注目したい。
巨大なガラス張り空間からは、線路を行き交う電車や線路上に新設される空中回廊を見下ろすことができそうだ。
空中回廊ではアート・カルチャーの活動拠点となる計画があり、イベント時の観覧席としても活躍しそうだ。
注目ポイント3.屋上広場
建物最上階付近を見ると、巨大な大屋根に緑にあふれた屋上広場が広がっている。詳しい構造はよく見えないが、イベントやビアガーデンで大活躍の現在の8階スカイデッキ広場のDNAを引き継いだ計画となることに期待したい。
池袋駅西口再開発の着工時期は2030年度頃を予定している。見慣れた風景がガラッと変わるのは正直予想がつかないし、長年東武百貨店を利用してきた身としては寂しさも感じる。
後悔しないように、東武百貨店の今を目に焼き付けつつ買い支えを続けていきたいと思う。
参考
池袋駅西口地区市街地再開発準備組合・東武鉄道株式会社 池袋駅西口地区における都市計画について 国家戦略特別区域における都市再生分科会が開催されました
豊島区 市街地再開発事業(池袋駅西口地区・池袋駅直上西地区)

