Day2。時刻は9:00。開店前の西武池袋本店に立ち寄り、羽田空港にきました。今日は福井県唯一の百貨店である「西武福井店」にいきたいと思います。
東京から福井
東京からは羽田空港から小松空港に向かい、小松空港から福井駅を目指します。西武福井店は福井駅から徒歩数分の好立地。
本当は新幹線の方がアクセスが良いとは思いますが、ちょうどJALが「JALカードスカイメイトセール」と題し、当日予約で運賃が4950円になるセールをやっていたので飛行機でいきました。

福井駅で「Times Car」を借り、福井駅に向かいました。

もちろん、例の恐竜もいましたよ。福井大学に恐竜学部が新設されるほど恐竜で有名なんですよね。
地域密着で親しまれてきた、北陸唯一の福井店

西武福井店着。
13:00。西武福井店につきました。
西武福井店の歴史は1920年代まで遡り、「だるま屋」として創業された地元資本の百貨店が前身です。1980年に「だるまや西武」に名前が代わり、1993年に西武の直営店となっています。2006年に「福井西西武」に、2009年に「西武福井店」という今の名前に変更されています。
そごう・西武のウェブサイトで、西武の歴史を見ると、1940年に武蔵野デパートが開業したのが始まりに書かれています。「だるま屋」が開業したのは1920年ですから、池袋本店など他の西武の店舗よりも歴史が長いことになりますね。今の建物は1980年にセゾングループの一員となり社名が変更されたことを機に建てられたものだそうです。
僕は大通りから見た、「SEIBU」の看板が大きく見える写真が好きなのですが、どうやらこの向きは正面ではないみたいですね。特徴的なオレンジ色の入り口も見えるように写真を撮りました。

お昼ご飯
せっかく福井に来たのだから、西武福井で昼ごはんを食べるべきだよなと思い、8階レストラン街を回っていたら「ほまれ寿司」さんを発見。似た名前のお寿司屋さんを東京近郊でも見かけますが、公式サイトを見た感じ西武福井の一店舗のみみたいだったので別の系列みたいです。
福井といえば海鮮ですよね。とろけるようなサーモンが8貫が入ったランチセットで2,068円。少しリッチは昼食となってしまいましたが、地域の名産の発信地としての百貨店レストラン街の役割は今後も残していってほしいですね。
福井における福井店
2021年に営業不振を理由に新刊を閉鎖し、売り場が減らされていますが、フルライン店として残っています。紀伊國屋書店やロフト、無印良品などの専門店も入居しているものの、他に大型の専門店や量販店などは入っておらず直営フロアが大半を占めています。私が好きなインテリアフロアもありました。
1つの建物で、いろいろな需要が満たせる「ワンストップショッピング」の価値は特に地方都市を中心にまだまだ健在なのかもしれないなと感じました。
(余談🤭)福井観光
せっかくの機会なので残りの時間で福井県を観光しました。
東尋坊
日本海に面した海食崖で、福井県随一の観光地の一つの東尋坊にきました。日本海の迫力を感じることができるスポットですね。規制線などはなく、いくらでも近づけるのですが、なかなかの波が打ちつけてきます。
この日は東尋坊遊覧船が運休だったのですが、乗り場の様子を見て「まあ無理だわなw」となりました。

駐車場から東尋坊の間にたくさんの出店があり、ホタテ串とソフトクリームを食べました。ちなみにこの辺は鳶が多く人間の食べ物を狙っているようで...、目の前で襲撃されてる人を見かけました。屋根の下や建物のすぐ隣など安全な場所で食べましょう。

芦原温泉
74もの源泉があることで知られる芦原温泉。高級温泉旅館などが立ち並ぶ温泉街などがあります。駅前に「あわら温泉湯のまち広場」というところがあり、そこに無料で入れる足湯があります。その名も「芦湯(あしゆ)」。建物が全て檜(ひのき)で作られたこの足湯には、2014年にオープンにオープンしており、5種類の足湯を楽しめます。
周辺の街並みも温泉街らしい落ち着いた雰囲気でした。いつか泊まってみたいような旅館がたくさんありました。
福井から東京
20:00。東京に向けて小松空港を出発します。
今回は日帰りだったので、あまり福井県を深く知ることはできませんでしたが、お目当ての西武福井店にも行け、東尋坊などの名所も巡れたので良かったです。また来たいなと思う都市でした。

旅の発着点、池袋本店に戻ってきた頃にはとっくに閉店の時間を過ぎていました。また明日以降よろしくお願いします。

2日目まとめ
2日目は北陸に残る最後の「西武」である、西武福井店にいきました。
福井店は、個人的には渋谷店や東戸塚、所沢S.C.のような驚きはなかったものの、化粧品フロアが1階にあり最上階がレストラン、地下が食品館と言った伝統的な百貨店の構成をしている点は池袋本店に近いのかなと感じました。特にファッション・インテリア・子供用品・書籍などフルラインを備えた構成に安心感がありましたし、見ていて楽しかったです。